「歯を残す」ために「歯を抜く」

矯正歯科
日々の食生活。できるだけ自分の歯で過ごしたいものですが、歯並びによっては将来的に歯を 残したくても残せないかもしれません。では、歯を残すためにはどういった歯並びを改善すれ ばいいのでしょうか? 中西矯正歯科西宮オフィスの院長、中西秀郎先生にお話を伺いました。

歯並びがよくない人の特徴とは?

 

 

「8020」80歳で20本の歯を残そうという運動ですが、歯並びが悪い、特に下あごが出ていたり、上下の前歯が噛み合わないような人、

上の歯に3mm以上のガタつきがある人は、8020を達成できる可能性がほぼ5%以下というような調査結果があります。

ですので、まずはその辺を改善していく必要があると思います。

 

 

歯並びを改善するために、抜歯をすることもありますか?

 

 

健康な歯を抜くこともあり得ます。何故かというと、その患者さんが歳を取った時に、できるだけ自分の歯で食べていくために環境を改善しておかないと、将来的に歯が残らない可能性があります。

ですので、一見矛盾した、歯を残すために歯を抜くというような選択を選ぶこともあります。

ただ抜きたいだけではなくて、できるだけ抜かずに治療を進めたいとは思っています。

 

 

歯並びの矯正は数年かかって大変そうなのですが…

 

 

自分の歯で人生の長い間ご飯を食べていただく、ということを目標にして治療しています。

歯というのは一度失うと二度と戻ってこないものです。

悪くなる前に矯正で歯のポジションを変えることによって、守れる歯もたくさんあるかもしれません。

今後の人生を考えると、2~3年の矯正治療というのは、決して長い治療ではないと思います。

 

 

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