美しさを支える、歯本来の機能

審美歯科
審美修復治療は、主に歯並びを整えて美しく見せる、文字通り審美性を回復させる治療法と思われる方が多いでしょう。しかし、この治療を行う上で審美性を保つために非常に大切なことがあります。今回は、TEAM東京ノブレストラティブデンタルオフィスの院長、北原信也先生に、審美修復治療についてお話を伺いました。

「審美修復治療」の大切なポイントは?

 

 

よく審美修復治療っていうと、見た目だけをきれいにするものだと思われがちです。ただ、審美というのはその下支えとして必ず必要なものがあります。

 

一つは機能的であること。具体的に機能的なところというのは、特に前歯などを治療したときに、例えばしゃべれなくなったり噛みにくくなったりすることもあるわけです。実は前歯は、見栄えだけではなくて、その上の機能的なものも非常に支えているんです。ですので、発音できたり噛むことができる。そして、前歯は顎の動きを抑制するハンドルの役割をする大事な部分でもありますので、その角度をきちっと作ってあげるということが非常に大切です。

 

その形によって審美というのが成り立つということになりますので、実は簡単そうで非常に複雑な治療というのが審美修復治療ということになります。

 

 

割れた歯を救える可能性はありますか?

 

 

実は、歯科医の間でもかなりこれは難しいと言われているんですが、歯が破折をしてしまうとほとんどのケースにおいては、抜歯やインプラント、ブリッジ、などという治療が考えられます。ただ、この一本が助けられたら、非常に患者さんにとっては違ってくるでしょう。

 

確立した支台築造によって、今までは抜かざるを得なかった歯を活かすことができるということも、これからの接着技術の向上もしくは支台築造のテクニックによって補われる可能性はあると思います。

 

 

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