入れ歯を安定、快適に使用できる治療法

義歯(入れ歯)
入れ歯をされている方は、「入れ歯がなかなか安定しなくて…」という経験をされたことがあるかもしれません。そんな時に有効な治療法が、「インプラントオーバーデンチャー」です。今回は、なかい歯科の院長、中居伸行先生に、インプラントオーバーデンチャーについてお話を伺いました。
出演医師 補綴(被せ物)

中居 伸行 先生

なかい歯科

 

「インプラントオーバーデンチャー」とは?

 

 

入れ歯というのは単純に吸着力だけで固定されているわけではありません。

 

入れ歯が安定しないという方は4~5割いますが、そうした方は顎骨の中にインプラントを利用して組み込んで、その維持力で入れ歯が動かず安定するように、二重構造になったものを適用します。

 

これをインプラントオーバーデンチャーといいます。

 

 

普通の入れ歯と、どう違うのですか?

 

 

一般的に入れ歯というのは上顎を全部覆ってしまいますので、吐き気が多くなったり、あるいは違和感が非常に増えたり、味が悪くなったり、いろんなデメリットが出てきます。

 

そうした方であれば、インプラントをすることによって、安定感のある入れ歯を作ることができます。

 

 

「アタッチメント」について教えてください。

 

 

アタッチメントというのは、入れ歯とインプラントをつなぐ維持装置です。まず選択の基準として費用があります。

 

それから、維持力の強さというものがあります。強すぎて外せなくなるといったような偶発的なことも起きてきます。

 

ですから、その患者さんが使いこなすのにちょうどいいアタッチメントを選ぶというのが、一番適切かと思います。

 

 

どんな患者さんにおすすめできる治療法ですか?

 

 

インプラントオーバーデンチャーというのは、最小限の本数で、尚且つ最大限の効果を生むという特徴がありますが、特にインプラントは非常に高額で怖いものという印象をお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

そうした方にぜひともおすすめしたい治療法です。

 

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