インプラントの前準備として大切な歯周病治療

インプラント治療を受ける上でも実は歯周病治療が大切になってくる、と吉田しげる歯科の吉田茂先生は仰ります。イメージが出来ないかもしれませんが、インプラントも歯周病にかかってしまうそうです。詳しいお話を伺ってきました。

インプラント治療が受けられないケースはありますか？

 

 

一つはインプラント治療を受けたい顎の場所が、骨を吸収してしまっていて出来ないという場合。

 

もう一つは残っている歯が重度の歯周病に陥ってしまっていて、そのままインプラント治療をしてもインプラントが長く保たないという状況の場合が考えられます。

 

 

対策として、どのような治療法がありますか？

 

 

骨が極度に吸収されてしまっている場合は骨を再生して、そのあとにインプラントを埋め込む治療法がありますし、重度の歯周病の場合はすぐにはインプラント治療をすることは出来ないのですが、まずは歯周病の治療を行い自分の歯がある程度健康な状態を取り戻した状態になればインプラント治療が可能になります。

 

 

歯周病があってもすぐに、インプラント治療をお願いできますか？

 

 

まずはとにかく歯周病を治すことが先決になってきます。

 

なぜかと言うと、インプラントも歯周病にかかるからです。

 

重度の歯周病でもインプラント治療ができない事はないが、せっかく治療したインプラントがまた歯周病になってしまい、数年後にはダメになってしまうということもあります。

 

10年20年問題なく健康である、というインプラントにしたいのであれば、残っている自分の歯の歯周病を治してからインプラント治療を行えば、非常に長く保つインプラントにすることが可能です。