アンカープレートを用いた矯正治療

矯正歯科
抜かなくてもいい歯を無駄に抜くといったことを避ける。 矯正用チタンミニプレートを絶対的な固定源に利用した治療法の開発に携わった 仙台青葉クリニックの菅原準二先生に矯正治療についてうかがいました。

矯正治療におけるアンカープレートのメリットと注意点

 

 

アンカープレートは歯の動きを邪魔しないので、奥歯を後方に移動してスペースを作り、小臼歯の抜歯を避けることができます。

 

ただし、すべてのケースで可能な訳ではなく、最初の検査と診断が重要となり、何よりも奥歯を移動するためのスペースが必要です。

 

また、アンカープレートを装着するための小手術が必要になります。

 

臼歯部の粘膜を切開し、骨を露出させ、そこにアンカープレートを装着してふたたび粘膜を縫合します。

 

術後一週間程度、顔の腫れが出てきますので、無闇やたらに行える治療ではありません。

 

 

抜歯をしない矯正治療は可能?

 

 

すべてのケースにおいて、歯を抜かないで矯正治療をすることは不可能です。

 

ただ、抜かなくてもいい歯を無駄に抜くといったことを避けることができるのがアンカープレートの大きな利点です。

 

つまり「何が何でも抜かないのがベスト」という考え方は持っていません。

 

最初に検査して治療ゴールを設定し、その過程において途中の歯(小臼歯)を抜くか、抜かないかの判断だと思います。

 

ただし現在の矯正治療では親知らずを抜くことは抜歯には含まれないので、ほとんどのケースで親知らずの抜歯は避けられないのが現状です。

 

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