インプラント治療と骨造成手術

歯周病
インプラント
インプラント治療を受けるにも土台の骨が大事になってきます。人によってはインプラントの手術前に骨を造る手術が必要になってくるそうです。筒井歯科医院の筒井祐介先生にお話を伺いました。

どのような場合にインプラント治療が必要ですか?

 

 

日本人の歯が無くなる原因としては、統計的には歯周病なんですね。

 

ですから一番多いのは歯周病で歯が無くなって、インプラントを入れるというパターンが多いと思います。

 

他は、神経が通った歯は歯の根が弱くなりますので、根っこが割れて駄目になってしまったりだとか、虫歯で歯が無くなることもありますし、そういった理由がインプラント治療が必要になる理由として多いと思います。

 

 

骨造成(骨を造る手術)について教えてください。

 

 

例えば、単純に歯の根っこが割れて駄目になったというだけであれば、骨が残っていることが多いので、あまり大掛かりな手術は必要にならないケースが多いです。

 

最初にお話しした歯周病で歯がなくなっている方は、骨が溶けて歯がなくなってしまっていることが多いですので、そういった場合は骨を再建する治療が必要になってきます。

 

インプラントを埋める手術よりも、骨造成という手術の方が侵襲が大きいことが多いですので、元々解剖学的に骨が少ない方も多いのですが、そういった方もあわせて、骨を造る手術が必要と言われた場合は、ある程度腫れや痛みを覚悟しておいた方が良いかなと思います。

 

 

治療後の注意点はありますか?

 

 

リスクとして術後感染がゼロという手術は無いので、術後直後に一番大切なことは感染の管理やリスクを減らすことだと思います。

 

行かれている歯科医院で消毒の指示などがあると思うので、例えば通院を週に一回と言われたらそれを守って過ごすことが大事かなと思います。

 

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