自身の状態を理解することから治療は始まる

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歯内療法(根の治療)
「痛み」とは不思議なもので、痛みの状態がわかっていれば我々はそれを受け止めることができる。反対に状態のわからない痛みは不安でさらなる痛みへと繋がる。 「大事なことはご自身の状態を理解していただくこと」と指摘する須藤享先生に 根管治療についてうかがいました。
出演医師 歯内療法(根の治療)

須藤 享 先生

南光台歯科医院

根管治療の目的

 

 

感染源である細菌や汚れをできる限り根管から除去することが目的です。

 

それさえできればあとは身体の免疫が治してくれます。

 

つまり、我々が治すのではなく、治る環境をつくることが根管治療です。

 

 

専門医の先生を探すにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

現在はネット社会なので、インターネットで情報を得ることが大多数だと思いますが、どこまでが正しい情報なのかという疑問があります。

 

いくら最先端で高価な機材を導入している医院だからといって適切な治療を受けられるとは限りません。

 

一つの基準として、学会や一般的な歯科雑誌など第三者的に発信している医師は信憑性があると考えて良いと思います。

 

 

治療において心がけていること

 

 

まず患者さんに現在の状態を理解していただくことから治療が始まります。

 

そうすることで仮に痛みや腫れが出た場合に、その状態を患者さんご自身が客観的にわかることになります。

 

状態がわかる痛みは受け止められますが、状態がわからない痛みは不安が増長しさらなる痛みに繋がります。 

 

痛みをコントロールする意味でも、ご自身の状態を理解していただくことを最も心がけています。

 

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