金子 和之 先生

専門領域におけるお取り組み

歯並び、咬み合わせ、あごの骨の発育に問題がある場合、必ず原因が存在します。
成人してあごの骨の大きさや形が固まってしまってからでは、永久歯を抜歯しての治療や、あごの骨を切り離して動かす治療などが必要となる確率が高くなります。
しかし小児期に適切な対応をして、お口の健全な成長を促すことができれば、あごの骨が理想的な発育をしてくれる可能性が大きくなるのです。
子供たちが将来「歯」や「口」「消化器」「呼吸」「循環器」「対人関係」で苦労をすることが少しでも減るように導いてあげたいと思い、私の出来ることをお届けしたいと考えています。

略歴

• 平成 6年 3月 函館 ラ・サール高等学校卒業
• 平成12年 3月 明海大学（埼玉）歯学部歯学科卒業
• 平成16年 3月 徳島大学大学院修了博士号取得（歯学）
• 平成16年 4月 徳島大学医学部・歯学部附属病院医員
• 平成16年 7月 徳島大学医学部・歯学部附属病院（矯正歯科）教員
• 平成18年12月 日本矯正歯科学会 認定医
• 平成19年 4月 徳島大学医学部・歯学部附属病院（矯正歯科）助教
• 平成19年 7月 野市町 池田歯科クリニック 勤務
• 平成20年12月 野市町 池田歯科クリニック 退職
• 平成21年 4月 九反田 かねこ矯正歯科 開院

所属学会・資格・役職など

• 日本矯正歯科学会
• 中四国矯正歯科学会
• 日本口蓋裂学会
• 日本歯科理工学会

受賞・著書・論文など

• 【学会発表歴】
• Ni-Ti超弾性合金のフッ化ナトリウム水溶液中における水素吸収と材質劣化
• 第39回 日本歯科理工学会（東京 2002年）
• フッ化ナトリウム水溶液中における矯正用ベータ型チタン線の破壊
• 第40回 日本歯科理工学会（塩尻 2002年）
• 矯正用超弾性線の水素脆化-フッ化物の影響-
• 第61回 日本歯科理工学会（名古屋 2002年）
• Delayed Fracture of Beta Titanium Alloys in Fluoride Solutions.
• International Association for Dental Research 81st General Session Goteborg（Sweden）2003年
• フッ化物水溶液中におけるベータチタンワイヤーの材質劣化
• 第62回 日本矯正歯科学会（新潟）2003年
• 矯正歯科用ワイヤーの新規劣化機構-水素による脆化-
• 第63回 日本歯科理工学会（福岡 2004年）
• ダイレクトボンディングが歯質に与える影響について-ボンディング法による比較-
• 第65回 日本歯科理工学会（札幌 2006年）
• 過蓋咬合を伴う上顎前突症例に対する既製シリコーンゴム製機能装置の治療効果
• 第73回 日本歯科理工学会（幕張 2014年）
• 過蓋咬合を伴う上顎前突症例に対する既製シリコーンゴム製機能装置の治療効果（続報）
• 第28回 中四国矯正歯科学会（高知 2016年）
• 【著書】
• Delayed fracture of beta titanium orthodontic wire in fluoride aqueous solutions
• Biomateriais 24巻、12号、2113-2120、2003年
• Degradation in Performance of Orthodontic Wires Due to in Hydrogen Absorption during short-term immersion in 2.0% Asiduleted Phosphate Fluoride Solutions
• The Angle Orthodontist 74巻、4号、487-495、2004年
• 矯正歯科用チタン合金の環境脆化四国医学会、17巻、1号、2004年
• PLLA製スクリューを用いて下顎枝矢状分割術を行った下顎非対称を伴う骨格性下顎前突症患者における術後安定性-正面頭部X線規格写真を用いた検討-
• 中四国矯正歯科学会雑誌、Vol19、15-20、2007年
• 反対咬合の早期初期治療
• Dental diamond 35巻、16号、34-37、2010年
• 成長期の下顎劣成長をどう治すか？
• Quintessence 矯正Yearbook 2015、197-204

セミナー

• 2011年より「機能装置による早期予防矯正歯科治療」講演（東京・大阪・福岡・沖縄）
• ロッキーマウンテンモリタ主催