専門医は高度な手術や、難症例に対応することが少なくありません。
しかし、その治療には患者さんの協力が、一番大切なものだと私自身は感じています。
そのためには、患者さんの病態を正しく診断し、今後予測される状況を出来るだけ
理解してもらうことも大切な仕事です。
患者さん自身が疾病を招いている現実や日常生活の悪習癖など治癒を阻害する因子を
患者さん自身が改善することの大切さを理解してもらい治療に協力してもらうことが出来なければ、
優秀な専門医でも高度な手術や、難症例に対応することが困難ではないかと感じています。