意図的再植術について

歯内療法(根の治療)
意図的再植術
日頃生活している中では見えませんが、歯の根っこは非常に複雑な形をしています。その根っこの部分が病気になってしまうと抜歯を宣告されてしまう患者さんも少なくありません。意図的再植術を行えば抜歯をした後にまた自分の歯を使うことができるよう治療することも可能だと言います。ITO DENTAL OFFICEの伊藤創平先生に伺いました。
出演医師 歯内療法(根の治療)

伊藤 創平 先生

ITO DENTAL OFFICE

外科的歯内療法とは?

ヤスリを歯の根っこの中に入れて掃除をして薬を詰めるという神経の掃除を受けた方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

残念ながら100パーセント根の治療だけで治癒に導けるわけではありません。

外科的歯内療法には2つの種類があり、意図的再植術という治療法のお話をしていきます。

 

 

「意図的再植術」とは?

一旦、抜歯を行い抜いた歯を口の外で、裏側から綺麗にし20分以内に戻すという術式です。

 

短時間で手術を行って歯を戻すことができれば、歯が元通りになってくれる確率が90%という高い確率で復活してくれます。

 

 

一見、奇をてらった術式に聞こえるかもしれないですが、実際アメリカの歯内療法という歯の根っこの治療の学会でも紹介されているような術式なのでご安心ください。

 

 

「根の治療」だけでは足りないのですか?

歯の根っこの中は非常に複雑な形態をしています。

一度細菌が感染してしまうとばい菌を0にすることは不可能です。

 

根の先が黒い、また腫れてきた、といったことで抜歯を宣告されてしまった患者さんはぜひ一度、意図的再植術について検討してみてはと思います。

 

特別な装置や設備を必要とする術式でもありますので、治療に長けた先生と相談しながら、ご自身の歯を守っていただけたらと思います。