出来ることは一回でその手術をしてしまうということ、治療回数も最小限にしたいですし、患者さんに対する外科的な侵襲も最小限にしたいというのを根本として治療を進めさせていただいています。
手術前にあらゆる方向から想定させていただいてます。
通常は1回法というのはインプラントを入れて、その上にキャップを乗せてあげて歯茎を閉じる手術を言います。
2回法というのは手術を2回に分けて行う方法です。骨が全く無い場合などは2回法を選択していますが、可能な限りは1回で出来る手術は1回ですることを心がけています。
歯周病がかなり進んでいる方や糖尿病の方や色々とそういった背景を考えて2回法で治療させていただく方もいらっしゃります。
大掛かりな骨を作らなくてはならないという場合は、やっぱり2回法を選択して一度きちんと骨を作って後からインプラント処置をする、という場合もあります。
やはり患者さん御自身の口の中に人工臓器を入れていくということを行いますので、患者さんと私たちが同じ方向を向いて症状と向き合うということが大事になってくるかと思います。