歯周病が引き起こす悪影響と、日頃のケア

歯周病
歯周病は悪化すると歯が抜けてしまいますが、それだけではなく歯並びや顎にも悪影響を及ぼします。症状によって矯正治療などが必要になった場合、どのような器具を使って治療を行うのでしょうか? また、歯周病を悪化させないためには何をすべきでしょうか? 医療法人社団歯周会、西堀歯科の副院長、武内謙典先生にお話を伺いました。

歯周病で歯が抜けると、どんな影響がありますか?

 

 

しばらく時間が経ってくると、歯が倒れてくることが多いです。

あとは、噛み合わせの相手の歯が伸びてきたり、噛み合わせが悪くなったり、顎の動きが悪くなったり、奥歯では噛みにくいので、前歯で噛むようになってくることが多いと思います。

そうなると、前歯も当然歯周病があったりもしくは力が強くかかっていますから、前歯が出っ歯になるような形でだんだん動いていきます。

 

「ホーレイバイトプレーン」とは?

 

 

矯正治療や、全体的にかぶせ物を入れて歯並びを治すなど、そういう処置が必要そうであれば、顎の位置関係を確認するために、「ホーレイバイトプレーン」という装置を利用して確認していきます。

 

この装置は取り外し式の装置ですから、外せば顎は元に戻せます。ですので、噛み合わせを高くしたい、少し顎を移動するなど、その装置の上で確認することができます。

 

1ヶ月、2ヶ月と使っていただいて、顎に負担がないかどうかということも確認できます。

 

歯周病を悪化させないために、何が大切ですか?

 

 

歯周炎はおおむね、コントロールが効く病気です。ちゃんとクリーニングをしたり、歯石や歯垢を取り除いて、歯茎の炎症を抑えてあげると、歯の揺れというのは収まってくることが非常に多いです。

 

一人で悩むことなく、ちゃんと歯医者にいらしていただいて、診断して早く治療を受けることをお勧めします。