マイクロデンタルでは、患者さん一人ひとりの口腔内を正常に保つことを最優先に考えています。
この理念は、単に現在の歯の問題を解決するだけではなく、長期的に健康な口腔環境を維持することに重点を置いています。健康的で充実した人生を送るためには、口腔内の健康が必要不可欠であるという考え方です。
この理念に基づき、マイクロデンタルでは、患者さんの現在の状態だけでなく、将来的な健康も視野に入れた治療計画を立てます。
これには、患者さんの生活習慣や口腔内の特性を詳細に分析し、それぞれに最適な治療計画を策定することが含まれます。
目指しているのは、10年後、20年後も変わらず健康な歯と美しい笑顔を保つこと。そのために、患者さんと共に、最適な治療方針を考え、実行に移していきます。
マイクロデンタルで行われる治療の中でも特に注目されるのが、マイクロスコープを使用した治療です。マイクロスコープは歯科用の顕微鏡で、肉眼では見えにくい細部まで何倍にも拡大して観察することが可能になります。これにより、より精密な治療が実現し、治療後の再発リスクを大幅に低減させることができます。
マイクロスコープを用いることで、微細な部分まで確認しながら治療を進めることができ、結果として患者さんにとってより質の高い、長持ちする治療を提供することが可能になります。
歯の中を治療する歯内療法などの治療では他医院でもマイクロスコープを使用することはありますが、マイクロデンタルでは、歯科衛生士さんのメインテナンスを含めほとんど全ての治療でマイクロスコープが使用されています。
肉眼では見えない歯の汚れの発見や、精密に適合する詰め物や被せ物を作るために、マイクロスコープは大きな役割を果たしています。
また、マイクロスコープの利点は精密治療だけではありません。
カメラを接続することで、治療を術者視点からそのまま撮影することができるため、治療直後に治療の説明を受けることができます。治療の経過や前後の状態を鮮明に見ることができるため、歯科治療のことがよくわからない方でも安心です。
マイクロデンタルでは、見た目の美しさだけでなく、健康な歯を極力削らない治療に重点を置いています。
マイクロスコープを用いた治療は健康な歯を極力削らないという点でも効力を発揮します。
健康な歯は、一度削ると取り戻すことができません。
歯を失った場合にはインプラント治療や入れ歯治療を行いますが、これらの補綴物は健康なご自身の歯と比較するとどうしても機能的に劣ります。
そして、基本的に歯は悪くなったところから連鎖的にどんどん悪くなってしまうものですが、精密な修復とメインテナンスを行うことが悪化の抑制=今ある歯を守ることに繋がります。
また、審美的な治療は自然な見た目を保つのと同時に、患者さんの口腔内の健康を最大限に守ることを目的としています。
審美歯科治療では、歯の色や形、配置を整えることももちろん大切ですが、噛み合わせを整えることも同等以上に大切です。
ずっと歪んだ噛み合わせで過ごしている方は顔面の筋肉が緊張してしまっていることがあり、噛み合わせを整えることで自然な笑顔を取り戻せる場合があります。
噛み合わせを整えることで、歯にかかる力をコントロールして歯を守るのと同時に、顎顔面全体にいい影響を与えることができます。
マイクロデンタルには歯科治療全般を高いレベルで行うことのできる歯科医師が所属していますが、より高度な治療については各分野を専門に扱っているスペシャリストと協力する、チーム医療(インターディシプリナリーアプローチ)を行なっています。
矯正医、外科矯正医、歯科技工士などの長年提携している各専門家と、治療計画段階から相談しあうことで、各治療を最高のレベルで行いつつ治療計画通りの理想的な最終結果に繋げることができます。
マイクロデンタルの治療は、単に一時的な問題を解決するのではなく、患者さんの口腔内の健康を長期的に維持することを目的としています。
多くの歯科医院では歯が痛くなったら来院する、応急処置的な治療が主であることがほとんどです。
30分や、ときには15分ほどの治療時間で場当たり的な治療を繰り返すことになり、時間をかけることもできないため精密な治療を行うことがなかなかできないのが、日本の一般的な歯科医院の現状です。
マイクロデンタルでは、全ての患者さんに時間をかけて診査・診断したのちに、専用のコンサルテーションルームに移動して現状の説明と治療計画の提案を行います。
歯科治療は不可逆的な侵襲を伴うことが多くありますが、必ず治療内容について納得していただいたうえで治療に進みます。
治療においても1回の来院につき最低でも1時間、時には2時間以上の診療を行います。これは丁寧な治療を集中して行うためで、1回あたりの拘束時間は長くなりますが来院回数を減らすことに繋がり、いつまで経っても治療が終わらないという状況を防ぐ意図があります。
※一部保険診療の適用もございますが、基本的には自由診療での治療をご想定ください。
院長の内山徹哉先生は、歯科医師になりたての頃に歯科医師同士の勉強会で包括的な治療を学びました。
しかし、研鑽を積む中で、包括的な治療の必要な患者さん以外に、日常臨床ではより小規模な1本の歯の治療が必要な患者さんの方が大勢いることに気づきます。
もちろん包括的な治療を行うための知識は大切なのですが、1本の歯を守る治療こそ注力すべきと考え直し、どんな患者さんに対しても最高の治療を提供する今の診療スタイルに至りました。
内山先生が講師として歯科医師向けに開催しているハンズオンコースでは、1本の歯の治療水準を高めることと、包括的な治療をするための考え方の双方をレクチャーしています。
マイクロデンタルでは、患者さんの口腔内の健康を長期的に維持することを最優先に考え、マイクロスコープによる精密な治療や、健康な歯を守る審美歯科治療など、最先端の技術と深い専門知識を駆使して、患者さん一人ひとりのニーズに応えています。
院長先生の治療した症例写真は本人のインスタグラムを通じて一部が公開されています。ぜひ世界トップレベルの治療をご覧ください。
▼内山徹哉先生インスタグラム