豊島区、池袋駅から徒歩3分に位置する「池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院」は駅近で通いやすいと評判です。利便性を重視した診療体制について、院長の柏木宏幸先生に話を伺いました。
「当院は2023年4月に開院して1年が経過しました。池袋というターミナル駅にありますので東京だけでなく、埼玉、神奈川、千葉、その他にも海外など遠方の患者さんにもお越しいただいております。豊島区地域住民の方だけでなく、幅広い方々に保険診療だけでなく、人間ドックの施設としてもご利用いただいていることに嬉しく思います。」
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院の利便性は、アクセスの良さだけに留まりません。お仕事や育児・介護などでお忙しい方でもご利用いただけるように、早朝や土日にも胃カメラ・大腸カメラの検査に対応しています。また、祝日以外は土日を含めて毎日診療しており、1人でも多くの患者さんに検査を受けていただきやすいような診療体制を整えているクリニックです。
気になる症状があっても、仕事などで忙しかったり内視鏡検査に対して「不安」「恥ずかしい」と感じたりして、受診をためらう方は少なくありません。池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院では、このようなお悩みにどのように対応しているのでしょうか。
「院内に下剤服用室がありまして、半個室が7部屋とトイレ付きの完全個室が1部屋あるので、初めての大腸検査でも安心して受けられる環境を作っております。また、大腸がんは女性のがん死亡率で1位ということもありますので、少しでもくつろいでいただける環境づくりとして、壁紙など女性に向けた内装作りとなっております。」
下剤服用室やトイレは男性エリアと女性エリアが完全に分かれており、他の患者さんとほぼ顔を合わせることなく過ごせるそうです。また、女性更衣室やパウダールームも完備されており、女性が少しでも安心して利用できる工夫がされていることから、非常に人気があります。
「スタッフがみんな明るくて優しいと言っていただけることが多くて。もちろん検査を楽に受けていただいているということもあると思うんですが、検査前や検査後に看護師が患者さんの気持ちに寄り添って明るく接してくれているのは、とてもいいことだと思っています。 」
女性の医師をご希望される場合は、予約時に伝えることで女性医師による内視鏡検査を受けることも可能です。プライバシーに配慮した空間づくりや心遣いから、男女ともに安心して通うことのできる充実した施設といえるでしょう。
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院では、精度の高い内視鏡検査を提供しています。内視鏡検査の精度を高めるために、どのような取り組みを行っているのでしょうか。
「やはり診断などに結びつくことですが、正確に診断かつ早期発見するにあたって、大学病院レベルの先進の医療機器を準備した上で、経験豊富な医師が対応するようにしております。」
内視鏡検査は6種類から患者さんのご希望や状態に合わせて選択いただけるそうです。
「胃カメラに関しては、鎮静剤を使用するパターンと使用しないパターン。あとは、挿入ルートとして、鼻からと口からの2パターンあります。特に当院では、鎮静剤を使用して鼻から検査を行うことが多いです。鎮静剤を使う理由としては、検査中の嘔吐反射や痛み、違和感を取り除けるため、今まで内視鏡検査で大変な思いをされた方でも楽に受けていただけます。鼻からの検査が多い理由としては、嘔吐反射が抑えられるというのと、食道・胃・十二指腸だけではなく咽頭がん・喉頭がんなどの喉の病気も早期に発見しやすくなります。」
「大腸カメラに関しては、基本的には、鎮静剤を使用するかしないかという選択肢となっています。検査を楽に受けていただくという意味では、大体9割以上の方は鎮静剤を使用して検査を受けています。 」
検査方法や鎮静剤の使用については、事前の診察で患者さんの状態をしっかりと確認した上で、検査を安全かつ楽に受けていただけるように個別に対応していると、柏木先生は話します。
「大腸カメラではお腹の状態に見合った内視鏡スコープを選択しています。例えば、過去にお腹の手術歴がある方や痛みが出やすい方、以前に内視鏡検査で苦しい思いをされた方には、しっかりと検査前に確認した上で、細く柔らかい内視鏡を使用しており、鎮痛剤と鎮静剤を併用して検査を行うこともあります」
検査の正確性を高めるためには、最新の検査機器や経験豊富な医師による検査のほか、診療体制も意識されているそうです。
「診療自体がスムーズに回るようにして、検査時間をしっかりと確保した上で万全の体制で行うようにしています。あとは、検査医が検査に集中できるような環境として、しっかりとした麻酔の使用も大切です。当院では麻酔科医が監修しているため、安全かつしっかりと麻酔を使用できます。」
お仕事や育児などで忙しい方でも気軽に検査を受けられるように、午前中に事前診察をして、同日の午後に検査をする場合もあるそうです。また、胃カメラと大腸カメラを1日で受けることも可能なため、事前の食事制限や通院回数の負担を減らすことができ、非常に人気が高まっています。
「胃が痛い」「下痢・便秘・血便が続いている」などの症状があっても、仕事や育児が忙しくて受診できない方も少なくありません。そういった方にも気軽に相談していただき、定期的な検査を受けて欲しいと、柏木先生は話します。
「池袋という立地上、20〜30代の患者さんが非常に多いですが、その中でも、胃では逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌による胃炎、大腸カメラでは潰瘍性大腸炎や大腸ポリープ、大腸がんなどが見つかることもあります。機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群といった機能性疾患の診断にも内視鏡検査が必要となってきます。早期の内視鏡検査でないと分からないこともあるので、若い方でも内視鏡検査を受けやすいような環境作りをしております。人間ドックを希望される方にも多くお越し頂いております。不安に思う症状がある場合には、お気軽に来ていただければと思います。」
定期検査だけでなく、何らかの症状・疾患のために定期的な処方が必要な患者さんなど、多くの方に通院いただいているそうです。
また、池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院では、内視鏡検査をする中でポリープなどの病変が見つかった場合は、すぐに治療できる体制を整えています。
「内視鏡検査は施設によっては治療に対応しておらず、検査のみしか対応していないこともございます。当院では人間ドック含め検査中に大腸ポリープが見つかった場合、その場で検査当日に治療できるメリットがあります。ただし、合併症の問題や処置が危険と判断した場合には、後日治療をご案内する場合もあります。」
胃がん・大腸がんなどが見つかった場合は、他の医療機関へ紹介する場合もあるそうです。熟練の技術と豊富な経験を有するからこそ、適切な治療が受けられるような体制を整えています。
「当院では複数の医療機関との連携が可能です。治療が必要な患者さんには、過去の受診歴や通院のしやすさ、疾患に関して専門性が高い病院をご案内した上で、希望に応じてあらゆる医療機関への紹介が可能となっています。」
充実した設備と豊富な経験から、患者さんに寄り添った医療を提供する池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院。最後に、院長の柏木先生より、患者さんへのメッセージをいただきました。
「当院は胃がん大腸がんを撲滅したいという思いから、開院したクリニックです。がんは早期発見・早期治療によってその後の人生が大きく変わります。今まで多くの患者さんと出会い、もっと早く検査をしていればというお話を聞くたびに私たち医療従事者が検査の必要性をお伝えしなければならないことを実感しております。1人でも多くの方の未来のために、1人でも多くの方に内視鏡検査を受けていただきたいと思っています。皆さん、あらゆる症状から不安や心配な気持ちを抱えていると思います。インターネットを調べて受診される方が多いのですが、不安な気持ちを取るためにも内視鏡検査を受けていただきたいと思います。」
「実際に20代〜30代の若い方でも検査をしてみると進行がんが見つかるケースもあります。そのため、気軽に相談していただけるようなクリニックでありたいと思っていますし、1人でも多くの方が早期発見・早期治療に繋がって、このクリニックに来てよかったと思っていただけるように努めて参ります。」